【薬剤師監修】肩こりにおすすめの漢方人気商品10選【長時間パソコン作業の疲れにも】

2018/05/24

肩こりは世の中の方が多く悩まれていてる疾患で、とある調査によると女性は腰痛より肩こりが多いという結果が出ており、注意深く読み解くと年齢を増すごとに、発症頻度が上がり厄介な症状が起きてきます。

そんな肩こりを治すためには身体を動かしたりすることも効果的ですが、漢方薬を使うことも効果が期待できます。では、どのような漢方薬が効果的でどのように選べば良いのかをここでご紹介いたします。

なお各商品をご使用される際は、使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って、正しくお使い下さい。体に合わない場合には直ちに使用をやめ、医師の判断・指示に従うようにしてください。

この記事を監修したのはこの人！

東京薬科大学卒業。薬剤師・介護支援専門員。漢方専門薬局にて、中医師より漢方を学びながら、多くの患者様のカウンセリング、体質に合わせた漢方薬のアドバイスとフォローを行う。その後保険薬局にて、薬剤師として業務しながら社長に就任。現在は、保険薬剤師として従事。

肩こりの原因とは？

重い頭部を支えるために肩に力が入り続けてしまうことで、筋肉と血管が収縮してしまい、その結果として乳酸などの疲労物質が溜まりやすくなってしまい、最終的に肩こりになってしまいます。

その他の原因としてはストレスや疲労によって体調やホルモンバランスの変化によって、肩こりになってしまうこともあります。

肩こりが首や背中の痛みや、手のシビレに変わってしまうこともあるので、そうなってしまう前に早めに対処することは大切でしょう。東洋医学では一般的な症状を分類し、個々の体質を吟味し、適切な漢方薬処方を選択し、使用するので、個々の状態や体質に合わせた治療が期待できるようになります。

肩こりにおすすめな漢方薬の選び方

肩こりには様々な原因や症状があるため、患者様によって服用をおすすめする漢方薬が違います。

また、漢方薬には適した体質もございますのでご自分の身体に合っているものを判断して服用すると効果も高まりますので、しっかりと確認して選びましょう。

のぼせやめまいが生じる方に

肩こりに加えてのぼせやめまいといった症状あるという方には「桂枝茯苓丸」がおすすめです。

のぼせやめまいの原因は血液の滞りが大きな原因となっている場合が多いので、比較的に体力のある方におすすめで、血液の滞りを改善されるこちらの漢方処方がおすすめです。

汗をかきにくい代謝の悪いという方に

なかなか汗をかかないという体質で、肩こりに悩んでいるという方もいらっしゃるでしょう。そのような方は「葛根湯」の服用がおすすめです。

体質としては中程度の体力を持つ方が服用するもので、上半身のめまいや頭痛などにも有効ですし、汗をかかせる効果があるため、身体の中に滞っている水分を体外に出すことが可能です。

そのため身体の循環を正常な状態に戻すことができるので、代謝が良くないという方にはぜひ試していただきたい漢方処方です。

日々の生活にストレスを感じている方に

職場や家庭でストレスを抱えているという方も多くいらっしゃるでしょう。そのような方には柴胡加竜骨牡蠣湯がおすすめです。

柴胡加竜骨牡蠣湯にはストレスによる身体のバランスの崩れを改善してくれる効果があるために、ストレスを感じていて肩こりに悩んでいるという方にはおすすめする事のできる漢方です。

体力が中等度以上の方に適している漢方なので、体力に不安のある方は効果が弱まってしまうこともありますので注意が必要です。

肩こりにおすすめの漢方の人気商品10選

掲載商品は、上記の選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている効果・効能をご確認ください。

1:ツムラ漢方　桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

ツムラ漢方　桂枝茯苓丸

出典：amazon.co.jp

1,670円 (税込)

詳細情報: 漢方処方桂枝茯苓丸
剤形顆粒
内容量 24包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・2回／日
医薬品の種類第二類医薬品

桂枝茯苓丸は、比較的体力があり、肩こり、のぼせ、下腹部痛、めまい、頭重等の症状を伴う、月経痛、月経不順、月経異常、血の道症、更年期障害、足冷えなどを訴える方に効果的な漢方です。

他には、血行不良に効果がみられるのでしもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび、打ち身(打撲症)にも使用することができます。

2:　クラシエ漢方　抑肝散加陳皮半夏（よくかんさんかちんぴはんげ）

クラシエ漢方　抑肝散加陳皮半夏

出典：amazon.co.jp

1,868円 (税込)

詳細情報: 漢方処方抑肝散加陳皮半夏
剤形顆粒
内容量 24包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

この商品は神経の昂ぶりをおさえ、ストレスの解消に効果のある漢方です。体質としては体力中等度以上を目安として、高揚感が強く、怒りやすい、イライラなどがある方の肩こり、神経症、不眠症、更年期障害、血の道症といった症状に効果を示します。

特殊な使い方として、用量を加減して、興奮した小児の夜泣き、小児疳症(神経過敏)、歯ぎしりにも用いられることがあります。

3:クラシエ漢方　加味逍遙散（かみしょうようさん）

クラシエ漢方　加味逍遙散

出典：amazon.co.jp

2,899円 (税込)

詳細情報: 漢方処方加味逍遙散
剤形錠剤
内容量 180錠
用法・容量成人（15才以上）4錠／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

加味逍遙散は、抑うつ感、のぼせ感（冷えのぼせ）、精神不安などの精神神経症状や、肩こり、不眠に効果的な漢方です。これには柴胡（さいこ）を中心とする理気剤（りきざい）の入った加味逍遙散（かみしょうようさん）が適します。

加味逍遥散は、便秘や頭痛など炎症・のぼせにも効果的です。貧血の方にも上記症状・血行不良や冷え性、月経不順が伴う方にも効果がありますので、加味逍遥散を試してみてはいかがでしょうか。

4:救心漢方　葛根黄連黄芩湯(かっこんおうれんおうごんとう)

救心漢方　葛根黄連黄芩湯

出典：amazon.co.jp

詳細情報: 漢方処方葛根黄連黄ごん湯
剤形顆粒
内容量 10包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

葛根黄連黄芩湯エキス顆粒は、漢方医学の原典『傷寒論』に記載されている葛根黄連黄芩湯をのみやすいエキス顆粒としたものです。

首すじから背中がこわばって、肩がこるときや胃腸の調子が悪く、口内炎・舌炎ができやすい熱がある方や、下痢をする、みぞおちがつかえて腹痛や嘔吐などがある、汗が出てゼーゼーして眠れないといった症状に、当てはまり中程度の体力がある方に是非お試しいただきたいです。

葛根黄連黄芩湯は、「裏証」に「表証」を伴ったものを使用目標とする薬方ですが、「表証」や「裏証」のみの場合にも用いられ、肩こり、口内炎、下痢をはじめ、急性胃腸炎や舌炎などに広く応用されます。

5:クラシエ薬品　柴胡加竜骨牡蠣湯

クラシエ薬品　柴胡加竜骨牡蠣湯

出典：amazon.co.jp

1,479円 (税込)

詳細情報: 漢方処方柴胡加竜骨牡蛎湯
剤形顆粒
内容量 24包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

体力中等度以上で、血圧が高めの精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う次の病状、特に高血圧症に伴う（動悸、不安、不眠）、神経症、更年期神経症)を緩解します。

悪夢に良く効く薬、なんてご紹介するとちょっと変ですが、会社内の仕事で上手くいかずイライラがつのって、不眠になってしまったというようなストレスを軽くして不調になった身体の改善に繋げます。その結果として不眠症が解消され、身体の不調も改善されるため肩こりの改善にアプローチができるというわけです。

しかし、柴胡の副作用によって便意をもよおす可能性があるので、大事な会議の前には避けるなど服用するタイミングには注意が必要でしょう。

6:クラシエ薬品　独活葛根湯(どくかつかっこんとう)

クラシエ薬品　独活葛根湯

出典：amazon.co.jp

2,278円 (税込)

詳細情報: 漢方処方独活葛根湯
剤形錠剤
内容量 192錠
用法・容量成人（15才以上）4錠／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

この漢方薬はつらい四十肩、五十肩の症状を身体の内側から改善する錠剤の漢方薬です。

葛根湯と聞くと風邪薬をイメージされる方が多いのではないでしょうか？実は肩こりの漢方薬としても使われているのです。

独活葛根湯は、風邪にも使われる葛根湯をベースに、独活（ドクカツ）と地黄（ジオウ）を加えたもので、筋肉の緊張やこわばりをほぐし、血流を改善して、肩の痛みを取るといった作用で四十肩、五十肩を改善します。

体力中等度又はやや虚弱な方の肩こり、寝ちがえに効き、結果的に眼精疲労を治していく漢方です。

7:クラシエ薬品　当帰芍薬散エキス顆粒

クラシエ薬品　当帰芍薬散エキス顆粒

出典：amazon.co.jp

1,560円 (税込)

詳細情報: 漢方処方当帰芍薬散
剤形顆粒
内容量 45包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

お薦めする方は虚弱体質で、冷え症で貧血の傾向がある、疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える方です。

虚弱体質の婦人科で、いろいろな症状に便利に用いられていますが、血行を良く効果が期待できるため、肩こりや冷え、腰痛などに用いられ効き目が現われます。エキス顆粒は、パックを開けた時に香りも出るので、嗅いでみて下さい。嫌な香りでなければ、効きもかなり期待できます。

8:クラシエ漢方　葛根湯エキス顆粒

クラシエ漢方　葛根湯エキス顆粒

出典：amazon.co.jp

1,470円 (税込)

詳細情報: 漢方処方葛根湯
剤形顆粒
内容量 45包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

体力中等度以上の方　肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み、汗をかいていない風邪の初期鼻かぜ、鼻炎、頭痛に効きます。

胸部から上の症状を緩解するので、肩こりにもおすすめです。汗をかかせて治していくので、着替えは忘れないでくださいね。他の用途としては抗生物質の飲みにくい授乳婦さんの乳腺炎にも使います。

漢方的には、通経絡、去風湿、止痛などの効能があり独活というウコギ科のウドの根茎を乾燥したものを葛根湯に加えて、五十肩治療により近づけた、独活葛根湯という処方もあります。

9:ツムラ漢方　大柴胡湯

ツムラ漢方　大柴胡湯

出典：amazon.co.jp

2,603円 (税込)

詳細情報: 漢方処方大柴胡湯
剤形顆粒
内容量 24包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・2回／日
医薬品の種類第二類医薬品

体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向がある方にお薦めしたい漢方薬です。胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症などの諸症状を緩解していく処方となっています。

中高年の方が、普段の食生活から、高カロリーがちで肥満傾向にあるのは確かで、便秘気味の体質改善を助け、肩こりに効く漢方薬ですが、便秘の無い方がこの商品を使ってしまうと、酷い下痢などを起こす可能性があるので注意が必要です。

10:松浦薬業　防風痛聖散エキス細粒

松浦薬業　防風痛聖散エキス細粒

出典：amazon.co.jp

2,697円 (税込)

詳細情報: 漢方処方防風通聖散
剤形細粒
内容量 48包
用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日
医薬品の種類第二類医薬品

体力が充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちの方の次の諸症状：高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症です。いわゆる固太りの方にダイエット目的で、体調も良くなります。

ただ、高血圧や便秘の無い方が使ったりするとかえって下痢など具合が悪くなったりしますので、購入に関しては、主目的もさることながら、体調や体質に合っているのか一考してください。体質に合えばすごく良く効きます。

肩こりにおすすめのサプリの比較一覧表

商品画像
商品名	松浦薬業　防風痛聖散エキス細粒	ツムラ漢方　大柴胡湯	クラシエ漢方　葛根湯エキス顆粒	クラシエ薬品　当帰芍薬散エキス顆粒	クラシエ薬品　独活葛根湯	クラシエ薬品　柴胡加竜骨牡蠣湯	救心漢方　葛根黄連黄芩湯	クラシエ漢方　加味逍遙散	クラシエ漢方　抑肝散加陳皮半夏	ツムラ漢方　桂枝茯苓丸
価格	2,697円(税込)	2,603円(税込)	1,470円(税込)	1,560円(税込)	2,278円(税込)	1,479円(税込)	円(税抜)	2,899円(税込)	1,868円(税込)	1,670円(税込)
詳細	漢方処方防風通聖散剤形細粒内容量 48包用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方大柴胡湯剤形顆粒内容量 24包用法・容量成人（15才以上）1包／回・2回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方葛根湯剤形顆粒内容量 45包用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方当帰芍薬散剤形顆粒内容量 45包用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方独活葛根湯剤形錠剤内容量 192錠用法・容量成人（15才以上）4錠／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方柴胡加竜骨牡蛎湯剤形顆粒内容量 24包用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方葛根黄連黄ごん湯剤形顆粒内容量 10包用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方加味逍遙散剤形錠剤内容量 180錠用法・容量成人（15才以上）4錠／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方抑肝散加陳皮半夏剤形顆粒内容量 24包用法・容量成人（15才以上）1包／回・3回／日医薬品の種類第二類医薬品	漢方処方桂枝茯苓丸剤形顆粒内容量 24包用法・容量成人（15才以上）1包／回・2回／日医薬品の種類第二類医薬品
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肩こりを治すためのセルフケア

肩こりを治すために効果的な漢方薬をご紹介して参りましたが、肩こりに対しては漢方以外でもアプローチをかけていことが

肩こりに効くストレッチやマッサージ

同じ姿勢を続けるなどして、筋肉の緊張が長時間持続すると、筋肉内の毛細血管が軽いうっ血状態になります。そうなると疲労物質がどんどん蓄積されて周囲の神経を刺激して、こりや痛みを引き起こします。

こうしたうっ血状態を放置しておくと、こりや痛みが筋肉をいっそう緊張させ、血行がさらに悪くなるといった状態になります。肩こり予防の基本は、筋肉の緊張をほぐし血行を良くすることです。

適度にからだを動かすストレッチや軽くマッサージなどして、肩の筋肉の血行の流れを解消することがポイントです。1日中デスクワークなどの多い人は、自分の顔色や姿勢を鏡などでチェックし、ストレッチなどしてみましょう。休憩時間等にそんな時間を組み入れておくことも良いことですね。

なで肩の人に肩こりが多いのは、身体の骨格構造に肋骨と鎖骨の間隔が狭く、血管や神経が圧迫されやすい傾向が有るからのようです。

心地よく肩こりをほぐす入浴法

心と身体の緊張をほぐし、血行を良くする入浴は、最も手軽で効果的な解消法。特に肩こりが酷い時は、温湯冷水交互のシャワー刺激が良い方法です。洗面器に入れた結構熱いお湯と、水に交互に手足を入れて、しもやけ予防というものは聞いたことありませんか？あれと同じことをします。

ちょっと熱め（40～45℃）のお湯と20℃くらいの冷たい水とを交互に2～3分ずつ肩に当てると（3回程度繰り返す）、血液の拡張・収縮が繰り返されて血行が良くなります。

湯船は、ぬるめにして、ゆっくりと入浴するのがポイントです。ローズマリーやラベンダー等の精油をほんの少し入れたアロマバスも、かなりのお薦めですよ。

身体が温まってきたら、タオル等を使った肩回しをしてみましょう。肩幅の2倍程度に両手でタオルをつかみ、肘を伸ばして前から後ろ、後ろから前へと、ゆっくり回します。これを10回程度繰り返すと良いでしょう。

風呂から上がって温かい時に、是非、ふくらはぎをマッサージしてください。ふくらはぎは、第二の心臓といえるほど、心臓から送りだされた血液は、ふくらはぎの部分で身体の上部へと送り出す構造があります。ふくらはぎの内側が上になるように足首をひきよせ、骨にそって両手の親指で軽く押すように、足首側からヒザ方向へマッサージします。これによって血液の循環が良くなり、肩こりなど局所のうっ血も解消されていきます。

枕や布団を自分に合わせる

沈んでしまう頭部。枕が柔らかすぎると、頭が沈んで枕の両側が盛り上がってしまい頭が固定されてしまうため、寝返りが打ちづらくなります。

人間は一晩で約30回の寝返りを打つのですが、寝返りが打てないと首や肩に負担がかかるため、肩こりの原因になってしまいます。一方、枕が硬すぎると頭が安定しないため、首に負担がかかったり、無意識に頭を支えようと首に緊張が続くため肩こりの原因になってしまいます。

また、寝返りには布団の中の温度や湿度を調整し、熟睡できる環境をサポートする役割もあります。寝返りは、寝ている間に、身体の疲れを軽減するために必要な行為なので、寝返りがしづらい枕を使っていると、途中で目が覚めるなど熟睡できない原因にもなります。

寝返りのしやすさに加え、首に力を入れなくても自然に頭が安定する寝心地の良さに注意して枕を選んでください。睡眠中、無意識の中でさえ、身体の血液の流れが滞らないようにする反射行動の一つなのです。

枕を選ぶときフィット感を重視し、真ん中がよく沈んだり、頭が固定されてしまう枕もあると思いますが、寝返りが打ちやすいようある程度の硬さがあって沈みすぎない、なるべくフラットな枕を選びましょう。

枕外来という、睡眠環境を高めるクリニックさんをテレビ等で紹介されていますが、タオルを個々の方の骨格に合わせたり、寝具メーカーさんが、高額ですがフィットした枕を展示販売していることもあるので、多少お値段が張ってしまっても自分の身体のために試せれてみてはいかがでしょうか？

頚部の骨の位置や、曲がり方等個人の状態も千差万別なので、反発形状記憶素材やタオル等で頭部の位置を支え快眠に近づけるように工夫してください。

枕の硬さについて説明しましたが、実は硬さは素材によって変わります。そのため、素材も枕を選ぶときにはとても重要な要素になります。

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まとめ

肩こりを治すためには漢方の力を借りることも効果的なのですが、自らで身体の管理をすることも重要となってきます。身体のセルフケアも重要なのでご紹介してみました。

肩こりの治療は、劇的に効果が見られることも有りますが、一方、時間がかかる可能性があり、すぐに改善するとは限りません。長い目で取り組むことが大切です。患部を冷やしたり、温めたり、基本的に鎮痛剤などの化学薬品が優先的に行われていますが、漢方やセルフケアを併用してみる方法もかなり有効です。気になる方はまずは専門医や薬剤師に相談してみると良いでしょう。

この記事を監修したのはこの人！

角南秀紀

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