「頭痛で仕事が手につかない」「頭の痛みが生活を阻害する」という方はいらっしゃいませんか?
頭痛は突然起こることもあり、とても厄介なものなので、生活をする上で不満になることも多いでしょう。
今回は、そんな頭痛におすすめのアロマを10選を紹介いたします。リラックス効果や集中力を高める効果があると分かっているアロマですが、頭痛にも効果が期待できます。
様々な効能や選び方と一緒に紹介していくので、ぜひアロマ選びの参考にしてみてください。
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頭痛とアロマの関係について
まず、頭痛とアロマの関係について触れておきましょう。
頭痛には、主に2つの種類があります。血行不良によって頭痛が起こってしまうタイプと、血管が拡張して起こってしまう頭痛のタイプです。いずれの場合も、日々の疲労の蓄積によって引き起こされると考えられています。
イライラやストレスが原因となって起こる緊張型頭痛
日本で約2,200万人いるとされる頭痛のタイプです。数分~1週間ほど続くタイプや、数日~数か月と長きにわたるタイプと2種類あります。特徴としては、頭全体が締め付けられるような痛みであることです。
原因としては、血行不良による筋肉の凝りが考えられます。代表的なものが、デスクワークなどの長時間維持した姿勢による肩こりや、パソコンなどを見つめて目をあまり動かさないことによる、目の周りの筋肉の凝りなどです。
このタイプの頭痛は、老廃物が滞りはじめる、夕方ごろに痛みが出てくる方が多いようです。体が受けるストレスと、不安やイライラなどの精神的なストレスの蓄積が原因と考えられます。
緊張型頭痛による頭痛は、筋肉の凝りをほぐすために、血行をよくする必要があります。中には、温かいシャワーやお風呂に入ることで改善できる方もいるようです。
血管内のセロトニン減少が原因の偏頭痛
日本で約840万人いるとされるタイプの頭痛です。緊張型頭痛の頭痛と違うのは、女性に多いといわれていること。また、ズキンズキンと、心臓の脈動と一緒に痛みが生じます。4~5時間程度痛みが続き、長くなると3日も続くなんてことも。場所は、頭の片側・目の辺り・あるいは両側の痛みと分かれるようです。
偏頭痛の原因として考えられるのは、頭の血管の収縮と拡張です。血管内のセロトニンの減少が原因ではないかと考えられています。もうひとつの説が、顔の血管周りにある三叉神経が刺激されて、偏頭痛を引き起こしているのではないかという説です。
偏頭痛を起こすと、光や音、臭いなど普段は反応しないようなものに敏感になってしまう傾向にあります。頭痛の前触れにギザギザした光が見えることもあり、「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれるものがあらわれることがあるようです。ときには吐き気をもよおすこともあります。
これらの偏頭痛を引き起こす原因として現在考えられているのが、ホルモンバランスの乱れ・ストレス・寝不足などです。偏頭痛を鎮めるには、一般的に血管の拡張を鎮めてあげる必要があると考えられます。
アロマの効果について
アロマの主な効果として「薬理作用」と「心理作用」と呼ばれるものがあります。
薬理作用とは、アロマに含まれる成分が薬と同じように、体に作用してはたらくことです。心理作用とは、アロマの香りの成分が感情面において、気分などに作用するはたらきのことです。アロマは薬とは異なり、どちらかというと「心理作用」の方で効果的だと捉えられており、不安やイライラ、自律神経の不調も整えてくれることが分かっています。
前述での頭痛の原因には、日常のストレス、自律神経の乱れなどが考えられており、アロマでのアプローチによる頭痛の改善も、十分効果的だと考えられるのです。
人間の五感の中でも「嗅覚」は少し特殊です。他の感覚の視覚や触覚などの信号は、脳の大脳皮質に届くまでに、視床と呼ばれる場所を通ります。
しかし、嗅覚の信号は視床を通らずに、大脳皮質や偏桃体に送られる、という特徴があります。いってみれば、「香り」とはそれほどダイレクトに脳とつながっているともいえるのです。偏桃体とは、人間の感情と密接に関係した部分です。好きな香りで心と体を癒すというのは、本能と関係しているともいえます。
以上のような理由から、頭痛の改善にアロマをぜひ役立てていただきたいです。
頭痛に効果的なアロマの選び方
頭痛に効果的なアロマにはいくつかあります。効能と頭痛のタイプに合わせて選ぶと使いやすいでしょう。ここからは頭痛に効果が期待できるアロマをご紹介いたしますので、ご自分の症状にあったものを探してみてください。
血行を促進して治す緊張性頭痛の場合
●クラリセージ(鎮痛作用あり。落ち着きのある香り)
●ゼラニウム(筋肉の緊張を緩和。バラに似た香り)
●ローズマリー(抗菌・血行促進作用があり。清々しいハーブの香り)
●マジョラムスイート(鎮静作用あり。温かみのあるややスパイシーな香り)
緊張性頭痛にはこのような成分が効果的だと考えられています。上記の成分は血行促進に効果が期待できるので、筋肉の凝りなどが原因と考えられている緊張性頭痛におすすめなものです。
血管の拡張による偏頭痛の場合
●ベルガモット(自律神経の調整作用あり。甘さ控えめで爽やかな香り)
●オレンジ・スイート(抗菌作用あり。スッキリ爽やかオレンジの香り)
●ローズマリー・シネオール(抗菌・血行促進作用があり。清々しいハーブの香り)
後述もしますが、ローズマリーの場合は低濃度で使うと、血行促進の作用があるようです。全般的な頭痛に効くと捉えるといいでしょう。バジルとローズマリー・シネオールは、緊張性頭痛と偏頭痛とも、使い方によって効果が期待できるようです。
頭痛と一緒に期待できる症状の改善について
アロマの他の効能についてもまとめてみました。頭痛の改善と一緒に、これらの症状について悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
安眠したい方に
●ベルガモット(自律神経の調整作用あり。甘さ控えめで爽やかな香り)
●カモミールローマン(子供も使える。睡眠作用あり。フルーティで甘酸っぱい青リンゴのような香り)
これらのアロマには、血圧の降下作用が期待できたり、子供にも使えるアロマがあります。子供を寝かしつける際などに活用することも可能でしょう。睡眠不足で頭痛があるという方はぜひ試しされてみてはいかがでしょうか?
リフレッシュ・集中力を高めたい方に
●ペパーミント(鎮静作用あり。スーッと鼻に抜けていく香り)
●ローズマリー・シネオール(抗菌・血行促進作用があり。清々しいハーブの香り)
和ませるような香りではなく、神経をクリアにさせるような働きのある香りです。ここぞというときや、集中して仕事をしたい場合に使うといいでしょう。血行促進の効果によって頭痛の改善にも効果が期待できますので、仕事の疲れが溜まっていて、頭痛がある方には特におすすめです。
女性特有の症状も改善したい方に
●バジル(抗うつ作用あり。清々しくてややスパイシーな香り)
●ゼラニウム(ホルモンの調整作用あり。ローズを思わせる香り)
●クラリセージ(鎮痛作用あり。少し癖のある濃い紅茶のような香り)
上記のものは女性ホルモンに作用してくれるPMS・生理痛・更年期障害にもおすすめなアロマです。鎮痛作用によって頭痛にもアプローチが可能なので、女性の方は特におすすめなアロマでしょう。
スキンケア・ヘアケアにも使いたい方に
●カモミールローマン(睡眠作用あり。フルーティで甘酸っぱい青リンゴのような香り)
●ゼラニウム(ホルモンの調整作用あり。ローズを思わせる香り)
●オレンジ・スイート(抗菌作用あり。スッキリ爽やかオレンジの香り)
●クラリセージ(鎮痛作用あり。落ち着きのある香り)
●ローズマリー・シネオール(抗菌・血行促進作用があり。清々しいハーブの香り)
●ラベンダー(高い鎮静作用あり。甘いフローラルの香り)
よく、化粧品を使っていて、アロマの香りがするものはありませんか?香りでリラックスさせるアロマは、脱毛防止効果などもあるためスキンケア・ヘアケアにも効果的です。
頭痛におすすめのアロマの人気商品10選
頭痛に効くアロマの種類はお分りいただけたかと思いますが、どのような商品を選べば良いのか分からない方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために頭痛におすすめのアロマの人気商品10選を紹介していきますのでぜひご確認ください。
10位:生活の木 バジルリナロール

「ハーブの王様」でストレス軽減
料理で有名なバジルです。ハーブのイメージが強く「ハーブの王様」ともいわれています。
バジルのアロマでは、「バジルリナロール」と「バジルメチルカビコール」が主成分のものがありますが、そのうちのリナロールが50%以上のタイプを、バジルリナロールと呼ぶようです。バジルリナロールは、疲労回復・免疫力向上に役立つので、頭痛改善に使いたい場合は、こちらを選ぶようにしましょう。
そんなバジルの効能ですが、鎮痛作用があるので、全体的な頭痛、偏頭痛の軽減に効果的です。ストレスを受けて頭痛になりやすい方におすすめです。
他にも、抗うつ作用・消化器官の調整作用・女性ホルモンの調整作用もあります。気持ちが落ち込みやすい方や、ストレスで胃が痛くなりがちな方、集中して勉強や仕事をしたい方にも使えます。
香りとしては、ややスパイシーで甘い香りです。清々しさもあるのでスッキリできますよ。
なお、妊娠中の方は使用を控えて、敏感肌の人は皮膚を刺激するので、少量で使うようにしてください。
ちなみに、バジルメチルカビコールの方は強い抗ストレス性があります。しかし、芳香として使うと、毒性があるので扱う場合には注意が必要です。
9位:COONAカモミールローマン

女性と子供にも優しいアロマ
昔からヨーロッパでは、民間療法として用いられてきたアロマで、大人だけでなく子供でも安心して使えるのが特徴です。
カモミールローマンの効能としては、鎮静作用・睡眠作用・抗アレルギー作用があります。痛み止めとしても幅広く使えるので、頭痛全般・筋肉痛・腹痛にも使えます。カモミールローマンは、他の種類と比べて少し高い印象がありますが、「女性と子供を守る」と呼ばれるほどです。
例えば、癇癪持ちのお子さんを落ち着かせるのにも使えます。ストレスが肌に出やすい女性にも、スキンケアにも使うことができます。何かと変動しがちな女性と子供の心に安心感と癒しを与えてくれます。さらに、安眠導入剤としても使えます。
カモミールローマンは、ギリシャ語で「地面のリンゴ」という意味を持つこともあり、フルーティで甘酸っぱい青リンゴのような香りがします。
こちらも、妊娠中の方は使用を控えるようにしましょう。また、催眠作用と鎮静作用が強いので、睡眠薬などの他の薬と一緒に使う際には医師と相談するといいでしょう。
8位:GAIA(ガイア) マジョラムスイート

長寿のハーブともいわれるアロマ
マジョラムスイートは、ラテン語で「より長い」という意味があり、長寿のハーブとして使われてきました。こちらも、料理のハーブとしてもよく使われます。
マジョラムスイートの効能として、鎮静作用・鎮痛作用・血圧降下作用・血行促進作用・自律神経の調整作用などがあります。鎮める作用があるので、特に緊張性頭痛に効果が期待できます。特に自律神経を整えるのに優れているので、緊張で高ぶった気持ちを静め、自律神経のバランスを整えてくれます。
他にも、血行促進作用による肩こり・生理痛・筋肉痛の改善、高血圧気味の方にもおすすめです。
マジョラムスイートは、温かみのあるややスパイシーな香りで、ほのかに甘みが含まれているため、心にも作用し、温かい気持ちにしてくれます。実際に使用された方によると、「頭痛持ちだったが、ほぼ悩まされなくなった」「胃の調子が悪かったが使うと症状が軽くなる」などの声が見られました。
こちらも、妊娠中の女性は使用を控えるようにしましょう。また、眠気を催すことがあるので、集中力が必要なときも使用を控えましょう。
7位:NAGOMI AROMA ゼラニウム

ローズを思わせる女性に人気の香り
ゼラニウムは別名「ローズゼラニウム」ともいわれます。
頭痛では、筋肉の緊張を緩和してくれるので、緊張性頭痛の改善に効果が期待できます。リラックス状態にして穏やかな気持ちにしてくれます。
また、一番の特徴として、ホルモンの調整作用があり、女性ホルモンにはたらきかける力に優れています。女性ホルモンバランスの乱れによって起こる、PMS・生理痛・生理不順・更年期障害など、月のリズムで気分が左右されやすい方におすすめしたいアロマです。収れん作用もあるので、スキンケアにも使えます、
ゼラニウムは、グリーンがかったバラのような香り、ローズの中にミントの香りが混ざったような香りと表現されるようです。男女間でも、好き嫌いが分かれる傾向があるようです。実際に使用された方によると、「寝る前の不安や興奮を鎮めるために使っている」「華やかなようでいてリラックスできる」などの声が見られました。
注意点としては、ホルモンの調整作用があるので、妊娠中は使用を避けることです。ただし、芳香浴やアロマバス程度なら比較的大丈夫なようです。
6位:生活の木 ベルガモットベルガプテンフリー

自律神経を整えて安眠へ誘ってくれる
ベルガモットは、男女問わず好まれるのでファンも多いアロマです。鎮静作用・抗うつ作用があり、偏頭痛に特に効果が期待できます。
一番の特徴は自律神経の調整作用です。ベルガモットには、心を落ち着かせつつも、高揚させてくれる作用があります。その力は「天然の抗うつ剤」と呼ばれるほどです。
また、血圧の降下作用があります。ラベンダーなどに含まれる、精神を落ち着かせる酢酸リナリルが含まれているため、眠れない夜でも安眠に誘ってくれます。頭痛でさらにイライラや不安をつのらせて困っているという方におススメしたいアロマです。
香りの特徴は、後述するオレンジ・スイートよりも甘さ控えめで爽やか、人によっては「青みかんのような香り」とも感じられるようです。実際に使用された方によると、「想像以上にいい香り」「スパイシーで嫌味のない柔らかな香り」「などの声が見られました。
注意点として、光毒性(肌に付いた状態で紫外線に当たると、シミや炎症などのトラブルになること)があることです。選ぶ際には、「ベルガプテンフリー(BGF)」「フロクマリンフリー(FCF)」と書かれたものを使うようにしましょう。
また、自律神経に睡眠薬、向精神薬などを使われている方は、ベルガモットの使用について医師に相談されることをおすすめします。
5位:GAIA(ガイア) オレンジ・スイート

リフレッシュもリラックスもできる親しみやすいアロマ
はじめてアロマテラピーをする人にとって親しみやすいのが、オレンジ・スイートです。色んなアロマとも相性がよく、ブレンドしやすいのも特徴です。
オレンジ・スイートの効能は、抗菌作用・消化器の不調改善・空気の清浄作用などがあります。緊張や不安の開放につながるので、頭痛なら片頭痛の改善におすすめです。怒りや疲労も抑えられ、自律神経失調症が改善したという研究報告もあるようです。
香りは、柑橘系でも温かみのある印象で、スッキリとした爽やかなオレンジのままの香りです。実際に使用された方によると、「本物に近くていい香り」といった声や、「ブレンドしてもいいけど、オレンジ・スイートだけでもいい香りなので、そのまま使っている」という声も見られました。
まさしく、弱った心を元気にしてくれるので、エネルギーが欲しいときに使うとピッタリでしょう。リラックスとリフレッシュと両方味わえるので、ストレスが原因で頭痛になっている方におすすめしたいアロマです。
4位:イーズアロマ (ease-aroma) クラリセージ

女性の不調に働きかけてくれるアロマの代表
クラリセージの紹介です。こちらも女性に嬉しいアロマです。クラリセージの効能として、鎮痛作用が挙げられます。緊張性頭痛にも、偏頭痛に効くとされています。筋肉痛などの痛みにも効果的です。
また、女性の症状の不調の改善にもおすすめです。クラリセージには、女性ホルモンと同じ働きをする、スクラレオールと呼ばれる成分が含まれています。女性ホルモンを整えて、生理痛・生理不順・更年期障害の改善、免疫力の向上にも役立ちます。皮脂の分泌を調整する作用もあるので、スキンケア・ヘアケアにも向いています。
クラリセージは、女性の不調を整えてくれるアロマの代表と呼べる存在なのです。
そんなクラリセージの香りは独特です。濃い紅茶のような落ち着きのある、少しクセのある香りのようです。好みの分かれやすい香りともいえるでしょう。実際に使用された方によると、「PMS時期に使うと、楽になったような気がする」「嗅ぎだしてから生理前の頭痛がほぼ出なかった」などの声が見られました。
注意点としては、妊娠されている方や、婦人科系の疾患がある方は使用を控えること、また、香りが強いので分量に注意しながら使うといいでしょう。
3位:GAIA (ガイア) ペパーミント

おなじみのメントールで爽やか気分
ガムから歯磨き粉まで、様々なところで使われているペパーミントです。ミントの中でもポピュラーな存在です。もし仮にペパーミントの名前を知らなくても、歯磨き粉など「ああ、あの感じか」と、ほぼ必ず分かるのではないでしょうか?
そんなペパーミントにも頭痛に効果があるとされます。痛み全般に効くので、頭痛全般をはじめ、筋肉痛・胃痛などの痛みにも効果的です。他にも、花粉症による鼻詰まり、乗り物酔いでもよおす吐き気にも効果的です。消化器官の不調にも効果的です。また、冷却作用と加温作用と対照的な効能があるのもペパーミントの特徴です。
頭の中をスッキリさせてくれるので、集中力を高めてくれます。疲労が溜まり、頭痛がしても、まだまだ注意力や記憶力が必要なときに使うと助かるでしょう。
実際に使用された方によると、「頭痛や吐き気で眠れないときに使っている」「喘息もちなので咳の鎮静作用に」「頭痛薬を飲まなくても楽になる」などの声が見られました。
ペパーミントは、刺激が強いので使う量に注意しましょう。また、妊娠中・授乳中・敏感肌・授乳中・幼児・高血圧・てんかんの人などは使用を避けるようにしてください。
2位:インセント ローズマリー・シネオール

頭の中をスッキリさせるアロマ
ローズマリーの紹介です。ラテン語で「海のしずく」を意味するアロマです。ローズマリーには大きく3種類に分かれ、シネオール・ベルベノン・カンファーとあります。この中でもシネオールが一般的にローズマリーと呼ばれ、最も利用されています。
頭痛の改善作用で見ると、局部的に血管を収縮させる作用があるので、その場合は片頭痛に、低濃度の場合は、血行促進の効果があるようです。
ローズマリーの効能として、鎮痛作用・頭脳明晰作用が挙げられます。実際に、香りも少し硬い印象を受けるのが特徴で、スッキリとした清々しいハーブ調で、「薬っぽい香り」ともいわれるようです。
朝の寝起きのときや、集中力と記憶力を高めたいときなどにおすすめです。また、脳がリフレッシュするような感覚になるので、疲れたときにもいいでしょう。他にも抗菌作用・血行促進作用もあり、スキンケア・ヘアケアにも使えます。
使用された方によると、「香りを嗅いでいると、頭がすーっとする」「頭痛の時に焚くと気分がよくなる」などの声が見られました。
なお、妊娠中の方・高血圧・てんかんの方は使用を避けるようにしてください。
1位:インセント 真正ラベンダー

心にも体の痛みに効く万能選手
最後はアロマといえばお馴染みのラベンダーです。古くから使われています。
こちらは真性ラベンダーとの違いとして、いわゆるただの「ラベンダー」は亜種とされ、カンファ―とよばれる成分が入っています。リラックス効果というよりも、免疫向上や興奮作用があります。
対して、「真正ラベンダー」とは原種であり、高い鎮静作用・鎮痛作用があります。痛み全般に効くので、頭痛全般にも効果的です。リラックス効果が高く、炎症や火傷になったときも使えます。
火傷といえば、ラベンダーの効能が分かるエピソードがあります。
1920年代後半、フランスの科学者が、科学実験の爆発事故で手に火傷を負ってしまいます。このとき、たまたまラベンダーオイルが火傷の跡に触れたことで、ラベンダーオイルの治癒効果が発見されたと伝えられています。アロマセラピーという言葉は、これをきっかけに導入されたようです。
このように、細胞活性修復作用も高いので、スキンケア、ヘアケアにもよく使われています。
ちなみに、ラベンダーの香りといえば、使われることも多いので嗅いだ方のある方も多いでしょう。甘いフローラル系の香りがします。実際に使用された方によると、「クセがなくて爽やかで長持ち」「頭痛のときは、服の胸元に1滴たらしただけで、痛みが引いたことがある」などの声が見られました。
使用上の注意点として、妊娠初期の方は使用を控えるようにしましょう。
頭痛におすすめのアロマの比較一覧表
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商品名 | インセント 真正ラベンダー | インセント ローズマリー・シネオール | GAIA (ガイア) ペパーミント | イーズアロマ (ease-aroma) クラリセージ | GAIA(ガイア) オレンジ・スイート | 生活の木 ベルガモットベルガプテンフリー | NAGOMI AROMA ゼラニウム | GAIA(ガイア) マジョラムスイート | COONAカモミールローマン | 生活の木 バジルリナロール |
特徴 | 心にも体の痛みに効く万能選手 | 頭の中をスッキリさせるアロマ | おなじみのメントールで爽やか気分 | 女性の不調に働きかけてくれるアロマの代表 | リフレッシュもリラックスもできる親しみやすいアロマ | 自律神経を整えて安眠へ誘ってくれる | ローズを思わせる女性に人気の香り | 長寿のハーブともいわれるアロマ | 女性と子供にも優しいアロマ | 「ハーブの王様」でストレス軽減 |
価格 | 997円(税込) | 395円(税込) | 1,300円(税込) | 551円(税込) | 1,700円(税込) | 775円(税込) | 648円(税込) | 972円(税込) | 1,449円(税込) | 1,172円(税込) |
詳細 | 内容量 10ml | 内容量 5ml | 内容量 5ml | 内容量 5ml | 内容量 10ml | 内容量 3ml | 内容量 10ml | 内容量 5ml | 内容量 3ml | 内容量 3ml |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
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まとめ
頭痛におすすめのアロマを10選紹介しました。アロマの成分によって、効く頭痛のタイプも異なります。また、アロマを使うことで、頭痛と連動して起こっていた体の不調を見直すきっかけにもなります。ぜひ、お気に入りのアロマで頭痛に悩まされることない毎日をおくってください!
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